再び、綴る
四十九日を経て
カレンが亡くなって四十九日が経ちました。
早いような、遅いような。
感情の起伏が激しく、とても辛い日々が続いて
思い出しては泣いて、立ち上がって、また泣いて、前を向いて…。
母とカレンの愛らしい写真や動画を見返しては涙ぐんで
可愛かったねぇ。幸せたくさんもらったねぇ。って思い出して。
父は悲しくなるから思い出さないようにしているみたい。
みんな本当に愛してた。
あまり後を引きずると成仏できないと聞いた。
もう大丈夫だよ。心からありがとうと言える(*^_^*)
次からは書きたかった楽しいブログを書こう。
そのためにこのブログを作ったんだもん。
ありがとう。
2016/12/1 午後5時20分ごろ、大好きで大切で大切で仕方なかったカレンが亡くなりました。
なんとなく、今日、そうなってしまうかもと気がよぎった私は父と母に
「もう危ないかもしれない、なるべく早めに帰ってきてね」
とLINEしました。
もうとにかくこの苦しさを何日も過ごさせるのは可哀想すぎると思った。
「もう大丈夫だよ、お疲れ様。みんなカレンがいてくれて幸せだったよ。お家を明るくしてくれてありがとう。もうすぐパパとママ帰ってくるからね。無理しなくていいんだよ。」
とカレンに囁いた。
母はちょうど仕事が休みで買い物に行っていただけなのですぐに帰ってきて、父は仕事を中断してすっ飛んで帰ってきてくれました。
無事、家族3人でカレンの最期を看取ることができました。
父のことが大好きなカレンは、父が帰ってくるまで苦しそうにしながらですがなんとか持ちこたえて待っていました。
父が帰ってきてカレンのそばに座った瞬間、火が消えたようにスッと亡くなりました。
私は生まれて初めて泣き叫んだ。
つい数日前まで吠えたり走ったりいたずらしていたのに。
14年と11ヶ月。大往生だったと思う。
初めましての出会いも覚えているよ。
たくさんヤンチャして、何度も死にかけて、私たちは何度もうこれで最期かもしれない、、と覚悟を決めたことか。
でも、今回は本当に本当にさよならなんだね。
今にもモゾモゾ起き出してきそうな顔してるの。
息してそうだし。何度も錯覚してしまう。
私の幼少期って寂しい思い出ばかりで、夏休みも大嫌いだった。孤独しかなかった。視界がモノクロというか。
その中でカレンがきてくれて見る世界に色がついた。
正直、今も自分がなにを書いてるか理解ができない。
これがペットロスに繋がっていくのか?
泣きすぎて、目玉が飛び出しそう。
愛しているよ。
ずっと大切だよ。
友達だよ。
カレンが隣にいてくれたから孤独が紛れたよ。
カレンが隣にいてくれたから夜中にホラー映画みれたよ。
寝てても、いっつも私がいるか確認のために起き上がる。
もうトイレのドア開けて入ってきてくれないの?
もうカーテンの後ろに隠れても探して見つけてくれないの?
もう隠れんぼしてくれないの?
ソファでお腹の上にのって寝てくれないの?
あたたかみを感じられないの?
台所に立つとついてきてご飯作る様子をじーっと見てくれないの?
ご飯ちょうだい!って吠えてくれないの?
朝寝すぎると早く起きてご飯ちょうだいよー!って吠えて起こしてくれないの?
玄関まで迎えにきてくれないの?
鬼ごっこしてくれないの?
ドライブしに助手席に座ってくれないの?
大好きがいっぱいだよ。
ありがとうを言い切れないよ。
もういないのに、気配ばかり感じるよ。
愛してるよ。ぎゅってしたい。おでこにキスしたい。お腹に顔埋めたい。匂いを嗅ぎたい。
なにも気力がわかない。
泣くな。
少し期間を置いてたけど、その間はカレンの体調もそこまで悪くなく穏やかな毎日を過ごしていた。
今週の日曜日(3日前)は、カレンのために母親が新しく暖かいモコモコの服を買ってきて着させた。
それがとっっっても可愛くて、愛おしくて。
いっちょまえに襟なんかついてて。
あまりにも可愛くてたまらなかったのでソファに寝転がってカレンをお腹に乗せて抱きしめた。
父が夜今日の夜ご飯はなんだ〜って台所に行くと(カレンは毎日それを見て自分もご飯の時間だとわかるみたい)私のお腹の上から
「ご飯の時間だ!はやくたべたいよ〜!」
と吠えまくっていた。
その光景が微笑ましくて、幸せな瞬間だったから動画を撮ったくらい。
だったのに、、、
今日は1日咳が止まらなくて、そのうち咳が発作になり、呼吸が荒くなってとてもしんどそうにしていた。
何度も咳のしすぎで嘔吐して、苦しそう。
病院に連れて行ったら肺炎だった。
そして、かわいそうなことに熱も40度もあった。
それはフーフー苦しそうに呼吸するわけだ。
身体が熱いなとは思ったけど、まさか40度もあるとは、、。
先生から、肺炎だけは気をつけてください、カレンちゃんのような老犬は命取りになります。と言われていた。
身体を冷やしてしまったのか?
私がもっと側にいてみていてあげれれば肺炎にならなかったのか?
と自分を責め立てようとしたのをみかねてか、母親が
「あなたが常に側にいてくれて本当に助かってるんだよ。しっかり介護してるよ。」
と言ってくれて、少しだけ落ち着いた。
先生に
「肺炎にかかってしまった原因は何ですか?寒さが原因ですか?」
と恐る恐る聞いてみた。
「それはあまり関係ないと思います。逆に暖めすぎても脱水を起こしてしまうから危険です。それに今はカレンちゃん40度の熱があるので、多少寒くても大丈夫です。」
と言われて、私の不手際ではなかったみたいで少しホッとした。
先生が言いづらそうに、完治するのは難しく、あまり回復は見込めないこと。
2.3日が山場だということ。
を伝えてくれた。
正直実感はわかない。だって今まで何回死にかけたか。何回覚悟を決めたか。それでも何日か経つとこっちの心配をよそにケロッと回復していたのだから。
今回もそうであってほしい。
初めて病院で涙が溢れてきた。
けどまだカレンは生きてる。だから絶対泣くものかと我慢した。
2週間は効くらしい抗生剤の注射を3本打ってもらって、ご飯に混ぜるお薬を貰って帰宅。
もう、どれだけ体調が悪くてもなくならなかった食欲が、なくなっている。
カレンがご飯を拒絶するってことは、本当にしんどくて苦しいんだ。
一口たべて、すぐ吐いてしまった。
結局、朝だけは食べて、昼と夜は食べなかった。
おしっこもしない、ウンチもしない。
本当に覚悟を決めなければいけない。
寝かしても、フーフー言って呼吸が荒いからねれないみたいで。みてるこちらも辛い。
どうか少しでもカレンが眠れますように。
カレンとあと何日一緒に過ごせるかな。
こういう時って、意外と冷静なんだね。
爆睡
カレンの体調がここ2.3日いいので、久しぶりに自分の部屋のベッドで寝た。
一度も起きずに10時間は寝た。
相当疲れが溜まってたんだろう(笑)
寝すぎて頭がズキズキする…。
今日もカレンは調子良さそうで手作りベッドには寝ず、人間が座るソファに毛布を敷いて寝てる。(笑)
居心地がいいんだな(*^_^*)
今日はあいにくの雨なので、読書でもしようかな。